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多焦点眼内レンズによる白内障・老眼手術

体験談

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月刊北國アクタスで紹介されました。(文章・写真はアクタスより抜粋)

よく見える自信から身も心も若返りました。

小沢眼科医院で多焦点眼内レンズの手術を受けた
加納博子さん(65歳)=小松市=

手術前
右目 0.3
左目 0.2

手術後(1ヶ月後)
右目 1.2(近方視 0.8)
左目 1.2(近方視 1.0)

第2の人生のために

家のまわりにビッシリ雑草が生えているのに、老眼鏡をかけて腰をかがめないと気が付かない。草を取ろうと地面を這うような姿勢になっても手元がよく見えず、鎌で指を切ってしまう。これが、加納博子さん(小松市)の3年前までの姿である。「草取りに限らず、思うように見えないことでいつも何だかイライラしていました」。加納さんは50代半ばから老眼、60歳を過ぎてからは遠視も始まった。老眼鏡と遠視用メガネを使い分けたが、老眼鏡では遠くが見えず、遠視用は近くが見えない。道路標識の文字やセンターラインがはっきり見えないため、次第に運転を敬遠するようになり、自営の撚糸業は製品の検品作業が満足にできず、業務を縮小せざるを得なかった。「このまま年を取ると家族に迷惑をかけてしまう。第2の人生を楽しむためにも、なんとか裸眼で生活できないか」。そう考えていた矢先に知ったのが、小沢眼科医院(高岡市)で行われている「多焦点(遠近両用)眼内レンズ」手術だった。小沢眼科医院は2008年に北陸で初めて多焦点眼内レンズ手術を実施。以来、北陸最多の症例数と実績を誇る。「多焦点眼内レンズは遠距離、近距離、中間距離の複数の距離に焦点が合うように設計されているから、メガネがいらなくなる。老眼はもちろん、遠視や近視、白内障も一気に治ります」。小沢正康院長のこの言葉に、加納さんは手術を受けることを決断した。

裸眼で流星探す

効果を実感したのは手術のわずか数時間後のことだ。携帯を見た瞬間、画面に表示された文字がくっきりと視界に飛び込んできた。「メガネをしていた時はよく分からなかったメールの顔文字が、表情まで分かるくらい鮮明に見えたことに感動しました」。手術前の視力は右0・3、左0・2。それが、遠距離視力が左右ともに1・2、近距離も右0・8、左1・0に回復したのである。視力の回復と同時に、生活は大きく変化。標識や歩行者、他の車の動きがよく見えるようになり、夜間の運転も安心してできるようになった。入念な品質チェックが可能になったため、撚糸の仕事も再開した。細かい計量が面倒で我慢していたパン作りにも積極的に挑戦。趣味の機織りはメガネを掛け替えて作業の出来を確認する手間が省けたことで製作がますます楽しくなり、レベルもアップし、手術後に完成させた作品は昨年、手芸コンクールで入賞した。「『よい作品に仕上がりますように』と願うため、夜空を見上げて流星を探すようになったんです。オリオン座流星群やペルセウス座流星群も裸眼で見えました。足元の雑草さえ見えなかった以前とは大違い。人生の楽しみが増えましたね」

「先進医療」認定で負担減

多焦点眼内レンズ手術は角膜を切開して水晶体を取り除き、代わりに人工レンズを挿入する。手術時間は片眼で15~20分程度と短く、日帰りで受けることも可能だ。目薬タイプの点眼麻酔を使うため痛みもほとんどない。とりわけ、小沢眼科医院は多焦点眼内レンズ手術において、厚労省から「先進医療」の指定を受けているため、費用負担も軽くなる。もちろん安い金額ではないが、加納さんは手術のメリットをこう語る。「“よく見える眼”という2つの宝石を手に入れたと思えば、費用は決して高くなかった」。手術から3年。周囲の人から「表情が明るくなった」「若返ったね」と声を掛けられることが増えたという加納さん。「眼が見えるという自信がオーラになっているのかもしれない」と笑う。年齢を重ねれば、視力は落ちる。しかし、それを「年のせい」とあきらめず、積極的に治療に踏み出した加納さんは今、目だけでなく、心も若返り、活動的で豊かな第2の人生を謳歌している。

「細かい計量が面倒で敬遠していたパン作りも、いまは心ゆくまで楽しめます」

「趣味の機織りがますます楽しく、
打ち込むようになりました」