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多焦点眼内レンズによる白内障・老眼手術

レンズの種類

NEWS老眼が治る最新治療!!

水晶体には二つの役割があります。ひとつ目は「ピント調節」で自前のレンズの厚みをかえて遠くや近くにピントを合わせる、見たいものにピントを合わせる役割です。もうひとつは「目の中に入ってくる光を集めて網膜に届ける」役割です。『老眼』とはピント調節の衰えが出てくる障害であり、『白内障』とは透明なレンズが加齢などによってにごりが生じてくる障害です。その二つの障害は多焦点眼内レンズによって改善することができます。
今までの遠近の二焦点のレンズの場合には、本の字は見えやすいがパソコンの少し離れた中間の距離が少し見えにくいという声がありました。またその他のレンズにおいても術後の見え方で夜間の光がまぶしいという声やコントラストが少し落ちたように感じるということがありました。このような声をもとに改良されたのが、次にご紹介する遠近中のバランスのとれた多焦点レンズです。

遠方~近方までスムーズにみられる画期的な多焦点眼内レンズです。

< ミニウェル >焦点深度拡張型(全焦点型)
*先進医療対象外

  • ●Wavefrontテクノロジーを採用することで、遠・中・近でスムーズに見ることができるようになりました。
  • ●コントラスト感度も良好になりました。
  • ●夜間の光のまぶしさも軽減されました。
  • ●白内障が軽度の方にも向いています。
  • ●夜間運転の方におすすめです。

従来の多焦点眼内レンズと比べ、夜間のライトが眩しくなく、視界がクリアに見えるようになったので、夜間運転されるお仕事の方にもお使いいただけます。遠方及び中間視力にかけて強みがありますのでスポーツをされる遠方重視の方、また料理やパソコンをする中間距離重視の方などに適しています。

「遠」「中」「近」のバランスがよく、コントラスト感度が高くなった三焦点眼内レンズ

多焦点眼内レンズ(遠近両用レンズ)が導入されてまだ10年ほどになります。これまでは白内障になっていないと多焦点眼内レンズの手術を受けることができなかったのですが、最近になり技術が進歩したことによって白内障のない方でも手術可能となりました。

< LENTIS >(レンティス) 屈折型 *先進医療対象外

  • ●遠と近にピントが合うレンズが上下でわかれている分節型で、どの距離もバランスよく見えるレンズです。
  • ●2014年に改良されたレンズでグレア・ハローが軽減され夜間の運転に強くなり、コントラスト感度も良好になりました。
  • ●中間距離も見えるので、パソコン作業を多くされる方に向いています。
  • ●レンズ度数の範囲が広いので強度近視の方にも対応できます。
  • ●乱視矯正用もあります。
  • ●白内障がない人にも向いています。

「遠」「中」「近」全ての距離に焦点が合うトリフォーカル眼内レンズ

< FineVision >(ファインビジョン) *先進医療対象外

  • ●遠くと近く、遠くと中間のそれぞれのバイフォーカルレンズを組み合わせることで遠・中・近にピントが合います。
  • ●中間距離が2焦点より見やすくなりました。
  • ●乱視矯正用もあります。
  • ●アポダイズド構造によりグレア・ハローが軽減されました。
  • ●白内障がある程度すすんでいる方に向いています。

従来の二重焦点の眼内レンズよりも2つの回折構造を組み合わせることによってエネルギーのロスが減り、効率良く見えるようになりました。遠くや近くに加え中間(70cm)にもピントが合いやすくなりました。また、夜間の散乱光であるグレア・ハローも軽減されました。※白内障がある程度すすんでいる方に向いています


先進医療対象レンズもあります!

< 回折型 テクニスマルチフォーカル >
*先進医療対象 *保険適応

その方のライフスタイルに合わせてレンズを選択することができます。

テクニスマルチは以前までは遠くと近く(30㎝)にピントが合うレンズでしたが、以前よりレンズの種類が増え近くよりも中間が見たいという方には見たい距離に合わせてレンズが選べるようになりました。
*焦点が合いやすい距離を目から①30㎝②40㎝③50㎝~1mの中から選択できますのでどの距離がいちばん見たいのかをご相談下さい。

  • ●レンズ全体に溝が掘ってあることにより、遠くや近くに光を振り分けています。
  • ●瞳孔の大きさに関係なく、遠くも近くも見えます
①+4.0D加入レンズ ②+3.25D加入レンズ ③+2.75D加入レンズ ②と③を組み合わせた
mix&match
なるべくメガネをかけないようにするために左右の見え方を変える方法。
【見やすい】
・テレビ
・運転
・文庫本
・携帯電話
・お化粧
【見やすい】
・テレビ
・運転
・字を書く
・台所仕事
・庭仕事
【見やすい】
・テレビ
・運転
・机の上で字を書く
・パソコン
遠・中・近それぞれの距離の見え方を補いながら見る
【少し見えにくいかも】
・パソコン
・新聞や本を離して見る
・楽譜など
【少し見えにくいかも】
・パソコン
・辞書
・株式欄のような小さい字
【少し見えにくいかも】
・新聞の小さい字
・本
・携帯電話
・値札

< 屈折型 iSii >(アイシー) *先進医療対象 *保険適応

  • ●白内障が比較的軽い方でもOK。
  • ●瞳孔径がある程度必要なので若年層に向いています。
  • ●遠くと中間50㎝くらいがよく見えます。
  • ●レンズの構造がシンプルで光のロスが少ないのでコントラスト感度がよい。
  • ●made in japan

白内障手術後に老眼治療を希望された方に使う眼内レンズ

< 1st Q AddOn >*先進医療対象外

白内障手術後に遠近両用の眼内レンズ手術を希望された方を対象に開発された眼内レンズです。
以前に白内障手術で単焦点眼内レンズが入っている場合でも、そのレンズに追加するかたちで「アドオン」と呼ばれる多焦点眼内レンズを入れることで老眼を治療することができます。

多焦点レンズの適用期間

適用期間には個人差があります。

多焦点眼内レンズは、ピントのあった像とあっていない像が同時に脳に送られることになります。その為、最初は特に近くの見え方が見えにくいと感じる場合が多いですが、脳には多焦点レンズでの見え方に慣れてくると、ピントのあっていない像を消し去り、ピントのあった像のみをより分けて識別する「中枢性順応」という機能が働きます。
また術後は暗い所で光を見た場合、光の輪(ハロー)やまぶしさ(グレア)を感じることがあります。これも、大半の方は慣れて気にならなくなります。ただし、これには個人差はあります。すぐに慣れる方の場合と、数ヶ月程度かかる場合があります。

  • ※距離によって不便を感じる場合には、必要に応じてメガネをかけた方が楽な場合があります。
  • ※実際にはメガネをかけなくてもよい場合もあり、個人差があります。
  • ※レンズの特性につきコントラストが多少甘くなることがあります。